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ジョジョの奇妙な冒険の作者・荒木飛呂彦先生がジョジョよりも前にジャンプに連載していた漫画バオー来訪者
このバオー来訪者は全2巻(全17話)完結作品なのです。
あまりにも短い完結に打ち切りなのでは?と話題になりました。
バオー来訪者は打ち切りなのか?作者の荒木先生はどう思っていたのでしょうか?
バオー来訪者が打ち切りの理由なぜ?荒木飛呂彦先生が失敗と言ったのは本当?と題してお届けします。
Contents
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バオー来訪者が打ち切りの理由なぜ?
バオー来訪者この間読んだわ
結構おもろかった pic.twitter.com/Vyav1CXimk— 名無し (@neg_entropy_) August 17, 2021
バオー来訪者は打ち切りだったのでしょうか?
バオー来訪者が連載されていたのは週刊少年ジャンプ
1984年45号から1985年11号まで17話が連載されています。
週間少年ジャンプは極端なアンケート至上主義を取っており、数回のアンケートで結果が出ないと打ち切りという・・・システムを採用していることで有名です。
最短では『チャゲチャ』という漫画がわずか8週で終わった例などがあります。
バオー来訪者の作者は荒木飛呂彦先生
本日6月7日は漫画家の #荒木飛呂彦 先生の誕生日です。荒木先生はもはや説明不要の一大叙事詩「ジョジョの奇妙な冒険」を始め、「バオー来訪者」や「魔少年ビーティー」等の傑作を描かれています!荒木飛呂彦先生、お誕生日おめでとうございます!これからの益々のご活躍を楽しみにしております! pic.twitter.com/TU6rrWoIPU
— アニス (@anise084) June 7, 2019
バオー来訪者の作者はジョジョの奇妙な冒険で有名な荒木飛呂彦先生ですが、当時はもちろんジョジョの連載前でした。
荒木飛呂彦先生はバオー来訪者の前に魔少年ビーティーという漫画をやはりジャンプで連載していましたが、こちらは全10話で打ち切りとなっていました。
打ち切りなの?
僕の中の三大打ち切り名作の中の一つであるバオー来訪者は最終回を選択。ここのコマ運びが映画的ですげー好き。あと、今回の『世界に一つだけのジャンプ』は単行本のデータを使ってるようで、バオーは単行本で連載時の何話かが一話にまとめられているのでめっちゃボリューミーでした。 pic.twitter.com/utDM4vZagZ
— 碓氷つむじ (@huuren) April 1, 2017
バオー来訪者は17話で完結していますが、物語が綺麗にまとまっていて打ち切りではなく最初から短編漫画だったのではないかとも言われています。
このマンガの最後は
バオーが敵アジトに乗り込み、少女を守りながら勝利
敵は、ついには研究所を爆破し、バオーは鍾乳洞の湖の底深くに沈んでしまう
最後に、少女は老夫婦と共に過ごす安らかに暮らして、バオーの事を想っている
という綺麗なラストを迎えました。
「コスモスエンド」も「バオー来訪者」も、あの長さでちゃんと完結しているんだから打ち切りじゃないよな #好きだった打ち切り漫画
— 上拾石鬼平(Nalt Frunzye) (@onihei_) August 4, 2011
でも面白いよバオー来訪者
短いけど打ち切りマンガみたいな駆け足エンドじゃないから
一つの物語として2巻できちんと終わってるし— すりっぱ (@sleeper_28) March 26, 2015
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バオー来訪者作者の荒木飛呂彦先生が失敗と言ったのは本当?
土方歳三と荒木飛呂彦先生
似てなくもない pic.twitter.com/FYWe7p2sAf— なげわ (@Nagewaplain) August 22, 2021
打ち切りか打ち切りではないかという論争まで出ているバオー来訪者ですが、作者の荒木飛呂彦先生は『バオー来訪者』の失敗と題して、本の中で説明しています。
荒木飛呂彦先生の失敗とは?
こっ、これは!!😳
先生の覚悟が詰まった一冊です。軽い気持ちで読んではいけません。漫画は総合芸術!「荒木飛呂彦の漫画術」 pic.twitter.com/PSXS2S54FJ— JOJO TAKUMIN (@JojoTakumin) January 4, 2021
荒木飛呂彦先生は著書「荒木飛呂彦の漫画術」の中でこう説明しています。
『バオー来訪者』で描いた世界観には、苦い思い出があります。
主人公はバオーというモンスターに変身する少年なのですが、冒頭で、バオーを実験材料にしている科学研究所の鉄道車両が三陸沖を走っている場面があります。
実際には、この路線は電化されておらず、ディーゼル車が走る鉄道です。
僕もこの地域に行ったことはあり、ディーゼル路線だということは知っていたのですが、ストーリー上、どうしてもバオーを高圧電流で感電させたかったので、電線を張り、バオーを車両の上を走らせて感電させるシーンを書きました。
ところが、読者から「あの路線はディーゼルで、電化させていません」という指摘を受けました。しかも、本当は単線だったその路線を複線にするという二重の誤りを犯しており、指摘してきた読者は、おそらく、そのページ以降、『バオー』の世界に入っていけなくなったことでしょう。
読者を失うという大きな失敗をしてしまったのです。
物語の導入で描いてしまったウソの違和感により、それを嫌う客を逃したというのです。
実際にこれが打ち切りの理由ではないでしょうが、荒木飛呂彦先生のこだわりとしてはこの事が発端ではないか?とも思われているのかもしれませんね。
その後ジョジョの奇妙な冒険で爆発的な人気を得る荒木先生ならではのこだわりなのかもしれません。
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まとめ
#私だけの名作マンガ
荒木飛呂彦先生の「バオー来訪者」
本作が打ち切り漫画と言っても誰も信じないだろう。今読み返しても先を急いだ唐突な展開が何処にも無いのだ。傑作で名作。ドラえもんにタイムマシンを借りて本作と「コマンダー0」を打ち切った当時のジャンプ編集部に乗り込んで説教したい。 pic.twitter.com/itoLZqOMnr— むらさめ (@murasame201) May 6, 2021
以上、バオー来訪者が打ち切りの理由なぜ?荒木飛呂彦先生が失敗と言ったのは本当?の記事でした。
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